この画像は、マカオにある野良猫レスキューショップ「猫空間」が制作・販売している商品からお借りしたものです。
5年前、30歳を過ぎて突然無職になっちゃった私は、
元同僚の「カワタさんは使えますぜ」という売り込みのおかげで、
某企業の支社長から「うちで働かないか」とお誘いを受けた。それがアサさんである。
アサさんは責任ある仕事を任せてくれて、口うるさいことは言わないでくれて、
結果を出したものについてはきちんと評価してくれた。
前の会社では数字を上げども顧客に喜ばれようとも
サンドバッグのごとく打たれまくっていたので、アサさんの優しさは身に沁みた。
たった半年だったけれど、私はアサさんを人生の恩人の一人だと思っている。
その後私はマカオに移り住み、アサさんは東京に転勤。
「マカオに遊びに行こうと思ってます」というメールを最後に音信は途絶えた。
今年、そのアサさんが香港勤務になった。
これを私は人生の珍事件として胸の石碑に刻むことにした。
「あなどれないぜ、人生」という一文を添えて。
土日にアサさんと奥様が来てくれたのでマカオの街を案内した。5年ぶりの再会。
「また一緒に働けたらいいよね」と言う言葉は、
辛くなった時に思い出せるよう引き出しにしまっておこう。
そして明日からまたしぶとく生きるのだ。
元同僚の「カワタさんは使えますぜ」という売り込みのおかげで、
某企業の支社長から「うちで働かないか」とお誘いを受けた。それがアサさんである。
アサさんは責任ある仕事を任せてくれて、口うるさいことは言わないでくれて、
結果を出したものについてはきちんと評価してくれた。
前の会社では数字を上げども顧客に喜ばれようとも
サンドバッグのごとく打たれまくっていたので、アサさんの優しさは身に沁みた。
たった半年だったけれど、私はアサさんを人生の恩人の一人だと思っている。
その後私はマカオに移り住み、アサさんは東京に転勤。
「マカオに遊びに行こうと思ってます」というメールを最後に音信は途絶えた。
今年、そのアサさんが香港勤務になった。
これを私は人生の珍事件として胸の石碑に刻むことにした。
「あなどれないぜ、人生」という一文を添えて。
土日にアサさんと奥様が来てくれたのでマカオの街を案内した。5年ぶりの再会。
「また一緒に働けたらいいよね」と言う言葉は、
辛くなった時に思い出せるよう引き出しにしまっておこう。
そして明日からまたしぶとく生きるのだ。
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