この画像は、マカオにある野良猫レスキューショップ「猫空間」が制作・販売している商品からお借りしたものです。
マカオ観光局発行「Sence MACAU No.5 2009春号」のインタビュー記事に、若干事実と異なる表現があるので訂正します。
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10日間の夢が終わってしまった。「新しいお仕事、見つかったんですね」と声をかけられたりしましたが、いえいえ、ブルースバンドをタダ見するためにスタッフのふりをして毎晩紛れこんでいたんです、マカオソウル。最終日の今日は、終わってからバンドのメンバーやスタッフやデビットのお友だちと一緒にご飯を食べました。お店を出るとき、幸せなんだかさみしいんだか何だかわからない感情がゴオォォと湧いてきて、「ぅおおえぇぇぇん」と無様に泣きました。デザートのライスプディングを食べながら、ハーピストのジョニーに、アメリカでハープを教えたりしないの?と訊きました。ノー、俺はアメリカではちっとも特別じゃないんだ。今俺が特別なのは、ここがマカオだからさ。わたしもマカオでは人口0.05%に満たない希少動物(日本人)だけど、日本ではただの1億2千万分の1であるよ。神様のカメラの中では、たまーに端っこにチラリと映る名もないエキストラであるよ。
4月4日から野暮な用事で日本に帰ります。4月は東京と茨城に滞在して、GWに北海道へ行く予定。相変わらずお金ないので、今回もまた市民プールと図書館に通うつもり。
4月4日から野暮な用事で日本に帰ります。4月は東京と茨城に滞在して、GWに北海道へ行く予定。相変わらずお金ないので、今回もまた市民プールと図書館に通うつもり。
16歳のわたしよ。君は想像もすまい。マディ・ウォーターズを真似て(3月21日注:リトル・ウォルターの誤りでした)MarinBandのブルースハープを買い、「高校を卒業したらニューオーリンズに行ってストリートミュージシャンになる」と母親に宣言した自分が、20年後になぜかマカオに住んでいて、ろくすっぽ練習しなかったからピカピカなままのそのハープに、アメリカから来た本物のブルースハーピストのサインをもらうとは。
16歳のわたしよ。君は想像もすまい。結局ドレミファソレシドの単音すらきれいに出せないまま36歳になった自分が、ソニーボーイ・ウィリアムソンとかスリム・ハーポとか、日本だったら自慢にもならない大御所ミュージシャンを知っているという大ざっぱな知識によって、ブルースハーピストから「マカオにいる間レッスンしてあげようか」なんて言われることになるとは。
29日までMacauSoulにてブルースのライブやってます。入場料228パタカ。たったこれだけで、すんごいものが見れます。ほんと、すんごいよ。
16歳のわたしよ。君は想像もすまい。結局ドレミファソレシドの単音すらきれいに出せないまま36歳になった自分が、ソニーボーイ・ウィリアムソンとかスリム・ハーポとか、日本だったら自慢にもならない大御所ミュージシャンを知っているという大ざっぱな知識によって、ブルースハーピストから「マカオにいる間レッスンしてあげようか」なんて言われることになるとは。
29日までMacauSoulにてブルースのライブやってます。入場料228パタカ。たったこれだけで、すんごいものが見れます。ほんと、すんごいよ。