拡張した胃、いっぱいに

　今年はクリスマスパーティのお誘いをふたついただき、ふたつとも行きました。
　ひとつめは、雑誌を出す前からしょっちゅう遊びに行っているMacauSoul。普段から良いワイン、珍しいチーズ、本場のハムを惜しみなく振る舞うお店なので、どんな盛大なパーティをやるのかと思ったら、お客さんたちが通常のオードブルを食べているすぐ横で、オーナーのデヴィッドとジャッキー、手伝いに来たアナベル、そして私と私が呼び出したナナさんが豪勢なクリスマスディナーを食べまくるという（ガチョウの丸焼き初めて食べた）、賄いごはん形式のこじんまりとした食事会だったのでした。ここのデヴィッドとジャッキー、すごい大物らしいのだけれど、一体何の大物なのか未だによくわからない。そしてこの人たち、誰に対しても態度が変わらない。すごい。
　ふたつめはホープんちでエリック、パトリック、アナ、チャオマン・・・いつものメンバーでまったりと。アホなことを言って笑う。エリックの作ったアホなビデオを見てまた笑う。やっぱりわたしの原点はここだよなぁと思う。
　その夜、寝ようとしたら胃が重くて仰向けになれなかった。どんだけ食べたんだ、自分。

麺類、麺類

　先日ひとりで見たばかりのDVD「マジックアワー」を今日香港人と見る。やっぱり笑いどころが違う。香港人、ベタなボケで笑う。わたし、小ネタで笑う。その後ひとりで付録の「三谷幸喜と佐藤浩市のトーク」を聞きながらまた全編見る。「・・・あんた誰なんだよ！」「麺類、麺類」が西田敏行のアドリブと知り、感動する。
　そんなこんなで１週間のうち９時間を「マジックアワー」に費やしてしまったせいなのかせいじゃないのか、朝目を覚ますと、ここがマカオなのか実家なのか、あるいはとうに引き払ったはずの札幌のアパートなのか、一瞬わからなくなる今日この頃。

サンマ臭

　ゲロゲロゲーとなっていた日、気持ち悪さをごまかそうと、眠くもないのに無理矢理寝てたら、もんのすごい数の夢を見た。最初は酷い悪夢から始まって、だんだんと内容がハッピーになっていく中で（体調に比例している模様）、「俺んち、サンマ臭いんだよね」と照れていた日本人男性が誰だったのか思い出せない。

インターナショナルな１日

　昼起床。洗濯。洗剤買わなくちゃ。あとティッシュペーパーも。そのまま家で雑誌の販促用POPをシコシコ制作。Pin-toからメール。のほほんの在庫分が売り切れたので追加注文したいとのこと。さっそく届けに行って、売れた分のお金を受け取る。その後、星光書店でも売れた分のお金を受け取る。このお金で欲しかったブーツが買えると思ったが、ちまちま貯めた売上金のありがたさに物欲すら失せて帰ることにする。途中、おもちゃ屋さんに寄って、ちっこい鉄琴で遊ぶ。家到着。寒いので一度脱いだフリースをまた着る。ヤフーで日本のニュースを見る。天皇誕生日。麻生さん報道写真展見学。ブッシュに投げつけた靴に注文殺到。投げた本人は最悪の場合禁固15年とのこと。云々。

　わたし自身が外国人だから、何をやってもインターナショナルになる。はず。

それは私です

　「おりんごりんご」から飛んできた皆さま。そう、私こそは「おりんごりんご」をマカオの本屋さんに置いている、その人物であります。今、「じゅぅぅぅぅぅぅ」の到着を待ってるとこ。